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読書メモ:入門 監視



スキルの棚卸のため、こちらも過去読んだ本について書きます。

いざ監視システムを構築することになると、何を監視すべきかかなり迷うことになります。

数十から数百台におよぶOSの状態、ミドルウェアの状態、ディスクの使用量、ネットワークの疎通、CPUの負荷状況、アプリの状態など何から何まで全てを監視すれば良いのですが、作業が膨大になってしまったり、外注すれば監視システムの構築費用がかさんだり、監視システム自体のCPU/メモリ/ディスクの要件がとんでもなくなったりと人員状況やリソースが非現実的になり得ます。

そのような時に、何を優先すべきかの指針を考える上で役立ったのがこの書籍です。

アプリ、インフラ(コンテナ・仮想化環境)、ネットワークまで監視のポイントを網羅しています。

もちろん、別途それぞれの監視ソフトウェアや、監視対象(ネットワーク機器やサーバのHWやアプリ)の監視機能を学ばなければならないのは言うまでもありませんが、それを監視するリテラシーの向上という意味で助けになります。

監視ソリューションを提供するソフトウェアベンダーやSI企業のエンジニアからすれば耳タコで基本事項かもしれませんが、そのような企業に頼れない中小企業や、予算の制約のなかで働いているエンジニアで監視も担当するならば、絶対に読むことをオススメしたい書籍です。

ぜひ、当書籍で監視の優先事項を整理してみてはいかがでしょうか?


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