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読書メモ:Node.jsデザインパターン




さらにNode.jsの知識を深めるために買いました。

デザインパターンと聞くと、GoF (Gang of Four) のオブジェクト指向のデザインパターンで様々なポンチ絵と共に抽象的な文章を思い浮かべると思います。

経験の長いエンジニアがそのようなソフトウェア工学本を読んで「なるほど!」的な相槌が聞こえてくるという噂をよく耳にします。

この本は、Node.jsでそのようなオブジェクト指向のデザインパターンを適用することを始め、様々な現場で発生する実装パターンを具体的なコードで説明してくれます。

ポンチ絵と抽象的な説明というよりも、具体的なJavaScriptを用いて、よく発生するパターンの実装方法を提供することに重点を置いてる実践的な内容です。

いわばパターン逆引き辞典もしくは、パターンレシピ集といった感じです。

私自身、その他にもかなりの量のJavaScriptの本を読んではいるものの、この本の内容は高度すぎて理解するのに苦労しました(3割程度も理解できてないかもしれません)。

IQに違いがありるぎるとコミュニケーションが上手くいかないと言われていますが、著者のコードIQが高すぎて恥ずかしながらチェンネルが合わないという感じでした。

しかし、後半のマイクロサービスのデザインパターンでは、スケーリングやメッセージ通信について(ゼロMQ等)の使い方を分かりやすく詳細に述べており、大規模なサービス設計で直接役立てることができると思います。

内容が既に少し古くなっていると思うので第3版が待ち遠しいですが、今後は必要に応じてレファレンスとして活用しながら理解していきたいと思います。

Node.jsで再利用可能なモジュールを作成したり、大規模なアプリを作成するシニアエンジニアやプログラマーにおすすめしたい書籍です。

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