技術 ブログ

読書メモ:作って学ぶ! Blender入門


初めてのThree.js」や「初めてのWebGL 2 第2版」を読んで、JavaScriptを使った3Dグラフィックスの基礎を学びました。最初は3Dに関する知識がほとんどなく、Three.jsやWebGL 2がどのような処理をしているのかよく分かりませんでした。

しかし、学習を進める中で、カメラや光、オブジェクトの形状や質感などの要素を操作できるようになり、その仕組みを理解できるようになってきました。

得た知識を活かして、Baseが主催するオンチェーンサマービルダソンで「OCS-Discoveries」を開発しました。このプロジェクトでは、学んだ技術を実際に活用し、結果としてDISCOVERYトラックで入賞することができました。

紹介した2冊の書籍は、私たちが普段目にする高度な3Dグラフィックスというよりも、基本的な操作に焦点を当てています。例えば、球体に画像を貼り付ける、カメラの位置を変更する、画像の質感を調整するなど、3Dの基本的な作業が詳しく解説されています。

また、複雑な3Dモデリングに関しては、Blenderを使う方法が紹介されていました。そのため、私もBlenderに興味を持ち、より複雑な3Dモデルを作成する方法や必要なスキルを学ぶために、この本を購入しました。

3Dグラフィックの制作には高いハードルを感じていましたが、Blenderという無料のツールを使えば、リアルな3Dオブジェクトを簡単に作成できることに驚きました。この本ではシンプルなCG制作がメインですが、フルカラーで解説が丁寧にまとめられており、YouTubeの解説動画と併用して学ぶことで非常に分かりやすく理解できました。

Blenderで作成したCGは、Three.jsなどのプログラムに利用したり、ゲーム開発に応用したりするためにはプログラミングの知識が必要です。しかし、CG制作そのものには、必ずしも高度なコンピュータサイエンスの知識は必要ありません。むしろ、色彩の使い方、カメラやライトの配置、質感の調整といった緻密なデザイン作業が重要です。

このような理由から、デザインや芸術を志す方にもぜひBlenderに挑戦してほしいと思います。近いうちに、簡単なCGを作成し、Three.jsを使ってプログラムに活用してみようと考えています。

コメント投稿フォーム

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です