読書メモ:パーフェクトRuby
スキルの棚卸のため、こちらも過去読んだ本について書きます。
この本は、RoR(Ruby on Rails)を使う場合において、ある程度、Rubyの機能の使いどころは限られてくるかもしれませんが、RubyGemsなども含めたRubyの全容を正確につかむために購入しました。
Rubyは、ルーツが違うのか他のスクリプト言語(JavaScript、Python、PHP)などと明らかに文法が異質な感じがします(多少似たようにも書けますが・・・)。
そのため、慣れていないとソースコードリーディングやコーディングで苦労します。
動かしながら慣れるスタイルでも使えるようになると思いますが、Rubyのような特殊な文法を理解するには、四苦八苦しながらいじくり回すより、このような本で理解した方が近道だったりします。
また、新しい言語とフレームワークを憶えるときにツール等も大量に覚える必要があり、脳がパニックを起こすと思いますが、この本でチンプンカンプンだった文法やツールに対して大分整理された記憶があります。
また、具体的には忘れましたが、CSVやJSONの扱いで少し苦労した記憶が断片的に残っており、この本を見て役立ったような思い出があります。
しかし、現在Rubyはバージョン3(この本はバージョン2です)で、こちらも最新版は発売されていないようですので、購入は新しいバージョンに対応した他の書籍をオススメします。
中古だと激安状態なので、例えばRuby研修前とかの概要把握程度なら役立つかもしれません。
5~10年程前は、Rubyブームだったこともあり、書籍があふれていましたが、他の言語のMVCフレームワークの台頭や、新しい言語も次々に現れたのでRubyで開発する必要性も薄れつつあるのか、大分減った感覚があります。
しかし、日本の求人などを見るとRubyは多いですし、RoRはまだまだ使われているんで需要はかなりあるのかなと思います。