スキルの棚卸のため、こちらも過去読んだ本について書きます。

Javaの様々なビルドツールの操作方法が書かれています。

JavaのMaven/Gradle/SBT/Bazelは、Rubyでいうことこのgem、Pythonでのpip、JavaScriptでのnpm/yarn、PHPでのcomposer的なものと思って差し支えないと思います。

Javaはコンパイル言語であるため、スクリプト言語と比較してビルドツールの扱いが結構難しく、このように本として別売りでまとまっています。

Javaアプリにおいて、社内環境だとプロキシでビルドが上手くいかなかったり、パッケージの追加やOSSの改造でビルド設定追加や再ビルドおこびコーディングが必要になったりします。

また、多様なビルドツールが存在し、構文や設定の学習が必要で、適当にいじってもビルドが上手くいきません。

そのような「終わりなきビルド作業」に入って命を削る前に、この本を一読すれば止まっている箇所が解決するかもしれません（自分の経験では解決しました・・・）。

他の言語でもパッケージやバージョンによるトラブルで頭を抱えることになるエンジニアは多いことでしょう。

泥臭い作業が多くなりがちな、多様なJavaビルド環境で働いているエンジニアにオススメの一冊です。