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読書メモ:PMBOKの知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書



こちらは過去読んだ本の読書メモです。

図解即戦力シリーズですが、「暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書」と同様にこの内容も非常にわかりやすかったです。

今まで書籍でプロジェクトマネージメントを体系的に学んでいなかったことから「プロジェクトマネジメント実践講座」を購入して学びましたが、「プロジェクトマネジメント実践講座」では、プロジェクトマネージメントの実践方法を中心に扱っていたため、プロジェクトマネージメントの代表的な方法論とツール群であるPMBOK(Project Management Body of Knowledge)自体には重点を置いていませんでした。

そのため、Amazonで評判の高かった、こちらの「PMBOKの知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書」を購入して学ぶことにしました。

内容としては、PMBOKのプロセスに沿った形で、各項目2ページから4ページにまとまっており、PMBOKで必要となる知識全般が合計89項目でまとまっています。

1つの項目が見開きで読める構成になっており、電車内など移動時間などに読むのでも便利です。

コンパクトにまとまっているため、具体的なアクションを起こすには実際のPMBOKを参照したり、別途プロジェクトマネージメントのツールのトレーニングが必要になるかもしれませんが、PMBOKの全体像をとらえるのには良い書籍だと思いました。

ただ、簡潔にまとまり過ぎているため記憶にあまり残らなかったので、完全に身に着けるには実際に経験を積みながら知識や理解を深堀する必要があるかなと感じました。

超大手のシステムインテグレータなら新卒の入社時にPMBOKの資格を取得するのが必須かもしれませんが、資格対策の最初の一冊としては非常に良いかもしれません(自分はPMBOKを受けたことはありませんが・・・)。



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