読書メモ:セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門
スキルの棚卸のため、こちらも過去読んだ本について書きます。
「Linked Data: Webをグローバルなデータ空間にする仕組み」でも触れましたが、セマンティック・ウェブという、データに意味=セマンティックを持たせて検索可能にする概念があります。
それを、グラフ形式で記述するRDFトリプルというデータモデルがあります。
こちらの本では、そのRDFトリプルをXML形式で記述する方法を述べています(現在は、RDFタートル形式の方がメジャーかもしれません)
それらのRDFトリプルのスキーマでW3Cが勧告したOWL(Web Ontology Language) があります。
また、RDFを用いて既知の語彙のメタデータ記述方法でダブリン・コアなどがあり、それらの記述方法をこの書籍を通して学べます。
自分は、業務で軽く触れた程度で(戻ってこれなそうなので)そこまで深入りしませんでしたが、そのスジの人間なら必要な知識だと思います。
かなり古い書籍ですが、概要把握には役立つと思います。