読書メモ:「シェル芸」に効く! AWK処方箋
スキルの棚卸のため、こちらも過去読んだ本について書きます。
こちらは、仕事で使ったとあるOSSのDockerファイルに複雑なentrypoint.shが組まれており、そこでawkコマンドが文字列置換処理で使われていたため、awkについて個人的に調査したくなり購入しました。
ワンライナー(一行記述)のシェルスクリプト内の文字列置換で主に使われていますが、私と同様に実はawkについて良く知らない人も多いのではないでしょうか?
この書籍は、約100ページなので気軽に読めて、awkの使いどころが実践重視で書かれています。
他の書籍、例えば「プログラミング言語AWK」や「sed & awkプログラミング 改訂版」などは数百ページ程度を要している奥が深いLL言語のようですが、時代背景的に恐らく本格的に使うこともあまりなさそうなので、私の意見としてはこの本で十分な気がします(その時間を人気のあるPythonなどを本格的に学んだ方が良いかなと・・・)。
bashなどで毎日のようにシェルスクリプトを組んでいるなら、この本をヒントにして、linuxに当たり前のように入っているawkを使い記述を減らすことがきるようになると思います。
シェルスクリプトを書くことが多いインフラエンジニアにおすすめの一冊です。