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読書メモ:Solidityプログラミング



こちらは、過去読んだ本の読書メモです。

前半にさらっとイーサリアムのブロックチェーンについて述べてありますが、プルーフ・オブ・ワークからプルーフ・オブ・ステークなりイーサリアムクライアントの仕様が大きく変わったため、環境の準備ではethereum.orgを参照するか、Web上で開発可能なRemixを使った方が良いかもしれません。

スマートコントラクト自体に大きな変化はないと思いますが、その分応用力が必要とされる感じになっており、土台となるイーサリアムがL1、L2、L3、モジュラー型ブロックチェーンなど非常に複雑になっています。

そのことから、イノベーティブなアプリしか生き残っていない感じがするので、これ一冊で生き馬の目を抜く業界で一人前になるのは厳しいかもしれません。

しかし、最初の一冊としては結構わかりやすい内容だと思います。

ハンズオンでプログラムを作るという感じではなく、Solidityのレファレンスを親切にした感じの内容なので、さらっと読みSolidity言語でできることを把握し、クリプトゾンビなどで演習を繰り返し、実務に飛び込むのが良いかもしれません。

というのも分散型アプリ(Dapp)は資本が物を言う気がします。

個人の資本では結構ケチケチしてしょぼくなります・・・(笑)

(L2のブロブ導入=プロト・ダンクシャーディングにより安くはなりましたが・・・)オンチェーンにアプリをデプロイするだけでもお金がかかるという部分でも個人のデベロッパーには結構厳しい世界かもしれません。

しかし、才能があれば、Gitcoinや各ブロックチェーンのファンディングでお金を集めてアプリで成功する人もいるため夢(ドリーム)があります。

ブロックチェーンの分散型アプリ(Dapp)に挑戦したい人におすすめしたい最初の一冊です。

余談:著者がマイクロソフト出身のためか、全体的にWordで書いたような質感なのが気になりました。


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