読書メモ:マスタリング・イーサリアム
過去読んだ本の読書メモです。
オライリーにしては、表紙が虫というのは珍しいですが、ハエではなくて東アジアのミツバチみたいです。
イーサリアム関連の書籍で、泣く子も黙るマスタリング・イーサリアムですがこちらも出版から約5年たっており、大分内容が古くなっています。
その間、L2の台頭、プルーフ・オブ・ステークへの移行、ブロブの導入で環境としては激変していると思いますが、変化の少ない暗号の基本技術やイーサリアム技術全般の概要理解としては、まだまだ役立つと思います。
現在2024年4月29日ですが、いまだに半額(2000円程度)近くの値がついているのもその理由だと思います(基本的に技術が廃れると数百円に値崩れします)。
イーサリアム関連の技術は、スマートコントラクトを含め思った以上に広範なため、この書籍をスタート地点に興味を持ったところや分かり難かった技術をethereum.orgのドキュメントで補完したり、興味をもったプロジェクトのドキュメントを読むというのが良いかもしれません。
暗号化、ウォレット、トランザクション、スマートコントラクトのセキュリティについては、かなり深い内容となっています。
ethereum.orgの情報よりも詳しい内容が随所があるので、まだまだ読む価値があると思います。
英語が得意ならば、著者が無料で内容を公開しているのでダウンロードして読むことができます。
興味があれば、こちらをご覧ください。