読書メモ:翻訳というおしごと
過去に読んだ本の感想をシェアします。
エンジニアとしての日々、ついつい小手先の技術にフォーカスしてしまうことがあります。
同様に、etheruem.orgの翻訳では、翻訳技法にフォーカスしていました。
etheruem.orgの翻訳のレビューに関しては、プロの翻訳家が行っており、スピード及び、レビュー技術の品質が高いため、そのレベルに追いつくためにも学び続けることの重要性を再認識しました。
この本では、翻訳の世界におけるソフトスキルや心構え、ワーキングスタイル、ビジネスプロセスに焦点を当てています。他の翻訳者へのインタビューや著者のエッセイを通じて、深い洞察や興味深いエピソードが綴られており、非常に魅力的な読み物でした。
この本を通じて、技術だけでなくソフトスキルの重要性を改めて実感しました。自己成長において、直接的な技法だけでなく柔軟性やコミュニケーション能力も欠かせないことを学びました。
私自身も、英語学習を日々の習慣として大切にしており、(母国語でも同様ですが)文法力と語彙力の向上は一生涯必要だと感じています。
翻訳家を目指す学生や、翻訳に興味を持つ方にとって、この本は非常に価値のある一冊だと思います。ぜひ一読をお勧めします。